学校に行くことが出来ない子ども達の支援方法として何かできないかと考えていたことろ、

佐賀市にある学校法人星生学園がとても素晴らしい支援を行われているとの情報が。

さっそく、校長先生が白石町出身という事もあり「勉強に行ってもいいですか??」と電話したところ

「ぜひぜひ!」とOK頂いたので、鹿島市の稲富議員と太良町の山口議員をお誘いして視察に行ってきました!!

星生学園では不登校に悩んでいる子ども達が安心して通学、学ぶことがようとても興味深いカリキュラムを組まれていました。

例えば、入学して最初の時期に「ルールの正体」という授業をじっくり行うそうです。

これは、学校の校則はなぜ定められているのか、校則が無かった場合どのような環境になるのかを仮想空間をイメージしながら理解していく事により、

「ルールとして決まっているから守らなければならない」といった、いわば思考停止した考え方ではなく、物事を深く多角的に理解する事により、自らの判断としてルールを守る事に繋がるとの事。

このように、星生学園のカリキュラムには心理学的考え方がふんだんにミックスされていました。

校長先生の加藤さん曰く、「解決志向」や「コミュニケーション方法」などの心理学的考え方を学生時代に学んでいく事が重要であり、併せて大人である保護者も一緒に学ぶことこそが、子ども達が安心して育っていく環境を整えることに繋がる。との事でした。

 

先日の障害者スポーツ指導員の講義の際にも「コミュニケーションの重要性」について心理学の先生がおっしゃられていた事とも重なった為、改めてその重要性を認識。

 

本当に興味深い視察となりました。

 

今後、白石町でも小中学校統合再編が加速していきますが、すべての児童生徒が安心して学ぶことが出来る環境を整えるためには、今回訪問した星生学園のような取り組みが必要であると考えます。

私も保護者の一人として、より良い学校づくりに尽力していきたいと思います。

 

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