色々とあり、報告が遅くなってしまいましたが、3月議会も無事終了しました。

令和6年の当初予算には以前一般質問にも求めていた高齢者に対してのGPS機器の補助金等の予算が盛り込まれている等、評価できるポイントも多くあったのですが、一方で積算根拠の甘さや合併特例債を活用した事業の有利性に重きを置きすぎて、優先順位の見積もりが甘いような支出も感じられ、その点について指摘をさせて頂きました。特例債はあくまで債務であることをよく理解して予算建てを行ってほしいと思います。

また、現社会福祉協議会が入っている交流館については老朽化が進んでおり、今後の方針として「学校の統合再編後の空き校舎の移転も含めて検討する」となっていますが、その後のスケジュールについて問いただしたところ、今後5年以上は交流館をそのまま使用する予定との答弁だったので、「それであれば、統合後の空き校舎が使われないまま数年間放置されることになり、空き校舎・交流館双方に不必要な数年分の維持管理費が発生する事になる。早急に方針を決定し、スムーズに移転等できるよう方針を固めるべきである」と主張しています。

中々執行部からの答弁はもどかしいことも多いですが、しっかりと引き続き注目していきたいと思います。

  1. 新設小学校の整備方針について (1) 令和12年に予定されている白石地域新設小学校の候補地について検討が進められているが、候補地選定の交渉方法や予算規模について問う。 (2) フリースクールに通学を検討している児童生徒に対する支援策について問う。
  2. 業務継続計画について (1) 白石町業務継続計画(BCP)における下記課題について問う。 ①災害時における職員の参集方法についてルール化の検討と対策、また、参集訓練の実施状況について問う。 ②人的資源に関する課題と対応策について問う。 ③BCPにおける給食センターの位置づけと災害時の運用について問う。 (2) 災害時における医療的弱者に対する電源の確保施策について問う。
  3. 保育園の民営化について (1) あかり保育園の民営化について、本町の財政負担軽減を理由に進められているが、医療的ケア児等特に丁寧な対応を必要とする子どもたちの受け皿について議論が欠けている。配慮が必要な子どもたちに対する受け皿の確保について、行政の責務と本町の方針について問う。

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