先日2月2日に、多久市議会で「子ども議会」が行われました。
多久市内3校から8名の6年生が、「子ども議員」として参加し、サポート議員と共に
「児童生徒のオンラインゲーム利用時間の適正な管理に関する条例」を模擬議案として上程し議案審議したり賛成や反対を述べたりと疑似議会を行うといった取り組みです。
さすが多久市議会、素晴らしい取り組みです。
子ども議会を白石町で出来ないか相談した時「ただのパフォーマンスだ!」との意見を頂いたこともありますが、子ども達がそれを通して議会に興味を持ってもらえるのであればパフォーマンス上等です。
我が白石町は子ども議会はおろか、子どもの議会傍聴さえ認められていません。
理由は、「子どもは議会の話が理解できないから」らしいです。
なんじゃそりゃ、と思います。
その理屈で言えば、議会の話が理解できない人も傍聴できないという論理になります。
理解できなくていいじゃないですか。
意味が理解できなくても、話している内容が分からなくても、
【大人が真剣に、町の未来について議論をしている】
その雰囲気が伝わる事が大切なことではないでしょうか。
また、子どもと一緒に傍聴できることで、親御さんが議会傍聴しやすい環境になり、ひいては議会への住民参加が進むことになります。
今のルールでは、子供連れは議場隣の控室のモニターで議会を見る事になっています。
なんじゃそりゃ、です。
控室のモニターで見るのであれば、別に家のテレビで見るのと変わりません。
「議会傍聴に来ませんか?」という割には、全然傍聴者に優しくないなと感じます。
結局議会に来てほしくないんじゃないか。そうとさえ思ってしまいます。
また、子どもが騒ぐと議場のマイクに声が入るからという理由でNGという話もありましたが、それも騒いだら退出を促したらいいんです。
そもそも、ヤジの声も入らないんだから、ちょっとやそっと大きい声出してもマイクに入らない気が。。ごにょごにょ
近隣の自治体ではどんどん議会改革が進んでいます。議会改革の分野では我々白石町はまだまだです。負けずに引き続き声を上げていこうと思います。