先日、東北へ視察に行ってきました。
テーマは「学校跡地の利活用」と「災害復興」、そして「議会改革」。
学校跡地の利活用として加美町へ。
加美町は学校跡地の利活用として国立音楽院の宮崎キャンパスの誘致をしています。
こちらでは音楽アーティストはもちろん、バイオリン制作やピアノの調律士など、音楽で生計を立てる事を目指し学ぶ環境を提供しています。
町長直々に説明を頂きましたが、利活用としては大変興味深いものです。
ただ、詳しいことは省きますが【いいことばかり】とは言っていないようです。地元議員の方からも貴重なお話をして頂き勉強になりました。
我が町でも小中学校の統合再編を計画していますので、跡地の利活用は身近な問題ですので、今後に生かしていきたいと思います。
次の「災害復興」
松島町で現地資料を基に東日本大震災後の復興について話をして頂きました。
ここで見えてきた課題は【復興後の防災予算の確保】が大きな問題であるという事。
復興予算として避難所整備、避難者住宅、防災施設、備蓄品など十分な整備が行われているようです。しかし、それらを今後維持していくための予算の確保が限りなく厳しい現状である。
それプラス、それらの防災施設は平時は無用の長物としてほとんど活用が出来ずにいるという課題もあるようで、もちろん災害時には大いに活用するものではあるのですが、継続的に維持管理するために莫大な予算を割く必要に迫られ、地域の財政を圧迫してしまう可能性も。
災害対策の整備についての予算問題を貴重な経験としてお伺いさせて頂きました。
最後の「議会改革」について。
いや~、よそのところは進んでいます!議会改革として
・小学生の子ども議会の開催
・議会だよりモニター制度
・議会のインターネット中継&議会閉会後のHPによる動画公開
・議員間討議の立ち上げ
・スマートフォンによる議会中継閲覧
・QRコードの作成 等々。。。
まさに私が変えたいところをすべて行われている。
見習う事が多すぎでした。。
議会改革を私は行うべき議会の最重要課題の一つとして当選当初から訴え続けている項目です。
今回の視察を基に、より議会改革を進めていけるよう引き続き取り組んでいきます。